この記事のポイント
- 1. 誰が加入義務の対象?
- 2. 「自転車専用保険」を新しく買わないといけないとは限らない
- 3. 確認したいのは「相手への損害を補償できるか」
- 4. TSマークも条件を確認
- 5. 家族の保険でカバーされる場合もある
福岡県では、条例により2020年10月1日から自転車利用者等の自転車損害賠償保険等への加入が義務となっています。自転車事故では、自分のけがだけでなく、歩行者など相手へ大きな損害を与える可能性があります。
1. 誰が加入義務の対象?
福岡県の案内では、自転車を利用する人が対象です。子どもが自転車を利用する場合はその保護者が対象になります。従業員に自転車を利用させる事業者、自転車貸付業者にもそれぞれ義務があります。
2. 「自転車専用保険」を新しく買わないといけないとは限らない
現在加入している自動車保険、火災保険、傷害保険、共済、クレジットカード付帯保険、職場や学校の団体保険などに、個人賠償責任補償特約等が付いている場合があります。まず既存契約を確認しましょう。
3. 確認したいのは「相手への損害を補償できるか」
自転車で他人にけがをさせたり物を壊したりしたときの賠償を補償できるかを確認します。名称は保険会社によって「個人賠償責任補償特約」「日常生活賠償特約」など異なる場合があります。
4. TSマークも条件を確認
点検整備した自転車に貼付されるTSマークにも賠償責任保険等が付帯しますが、有効期間や補償内容があります。貼ってあるだけで永続的に有効ではないため、点検日や期限を確認します。
5. 家族の保険でカバーされる場合もある
個人賠償責任特約は、契約者本人だけでなく家族を補償対象にしている商品もあります。一方で条件は契約ごとに違うため、「家族が入っているから自分も大丈夫」と決めつけず、保険会社や代理店へ確認します。
6. 通勤・通学利用は特に確認
毎日の通勤・通学は利用頻度が高く、事故の機会も増えます。福岡県は事業者や学校に対し、自転車通勤・通学者の保険加入確認を促しています。新年度や保険更新時に確認する習慣をつけましょう。
- 自転車事故の賠償責任が補償される
- 本人または利用する子どもが補償対象に入っている
- 保険期間が切れていない
- 賠償限度額を把握している
- 事故時の連絡先を確認している
7. 保険があっても安全運転義務は変わらない
保険は事故を起こしてよい仕組みではありません。左側通行、一時停止、信号、ライト、スマートフォン禁止など基本ルールを守ることが第一で、そのうえで万一に備えるのが保険です。
8. Duckbillsの活動でも保険を重視
チーム活動ではメンバーの自転車保険加入を前提としています。個人で走る場合も、グループで走る場合も、事故の相手や家族への負担を減らすために加入状況を定期的に確認しましょう。
